ラジオを聴いていた




 

 

ラジオを聴いていた

作詞作曲:細身のシャイボーイ

 

心に浮かんだ疑問に答えてくれる人はなく

ただただずっとじっと暗い部屋の中でひとりぽっちだった

 

日常を変えたくて でもすべきこと分からなくて

答えを求めてひたすらに僕は

 

ラジオを聴いていた

ラジオを聴いていた…

 

 

流れるロックミュージックに心奪われた10代の

夜に戻ることはもうできないことに気付いてはいるんだけど

 

いくつになったってさ 変わらないもの1つあるんだ

ヘッドフォン着けてスイッチを入れれば

 

パーソナリティーが話す言葉耳を澄まして

真夜中笑いと音楽で過ごせば

頑なに拒んでいた朝も

案外可愛く見えたりするんだ だから

ラジオを聴いていた…

 

人並みの恋ができなくてもいいんだ

輝く青春を過ごさなくてもいいんだ

僕は笑っていたんだ 

泣いたりもしてたんだ

 

ラジオを聴いてたんだ

それが全てだったんだ

 

ラジオを聴いてた

ラジオを聴いてた…