3月2日に自分が通っていた大学の音楽部の皆さんに誘ってもらい、歌わせていただきました。
その中で1曲、中島みゆきさんのファイト!をカバーしました。
流しでは最近この歌をよく歌うのですが、サポートを入れてライブとなるといつもとは勝手が違い、ドキドキしながら歌いました。
中学生の時、この曲を初めてラジオで聴いた際は歌詞の意味が全く分かりませんでした。
歳を取るにつれて少しずつ、染みるようにこの曲が好きになり、口ずさむようになりました。
サポートでドラムを叩いてくれた田口君はとてもドラムが下手です。
2つ年下の彼はとても気持ちの良い性格の青年で、ずっと僕のことを応援してくれています。
もう4年の付き合いになりますが、もともとはお酒が飲めない同士ということで、飲み会の席でも2人でソフトドリンク片手に仲良く話したりしてきました。
彼がドラムが上手かったらきっと一緒に音楽をやっていたはずですが、あまりライブというものに興味がないらしく、全く上達しなかったので結局音楽活動はしませんでした。
今回、久しぶりに一緒に演奏しましたが、相変わらず下手くそで
「なぜそこで間違える!!」
と叫びながら必死に練習しました。
映像を見て頂ければ彼の下手くそ加減が分かると思います。
でもね、一緒にやっていてものすごく楽しいのです。
普段ソロだからということももちろんあるのでしょうが、なにより信用している相手と一つの曲を作っている感覚は他に何も勝るものがないだろうと思うほど、気持ちの良いものです。
この春から田口君は就職して働き始めるということで、今回が一緒に音楽をやる最後の機会になると思います。
「ひとりで活動するのは大変だなぁ」
とへこたれそうになったときはこの日のライブを思いだして頑張ろうと思います。
久しぶりにライブの後、センチメンタルな気持ちになった夜でした。
次のライブは3月6日下北沢LOFT。よろしくお願いします!