2010/11/18

春の音

こんばんは　いまさら思春期のようなにきびが鼻の下にできた細身のシャイボーイです。

昨日のブログで「ランキング10位くらいまで頑張ってみましょう」と書きましたが、なんと確認したところ6位になってましたよ！おったまげました。
これもすべて皆様の暖かい気持ちのおかげですよ。ありがとうございます。

とても嬉しかったので、初心に戻り自分が作った曲を紹介してみようと思います。
最近は愚痴ばかり書いていたので、自分が歌を作っていたのをすっかり忘れていましたよ☆

今日紹介したい曲は「春の音」という曲です。

中学生のとき好きな女の子が絵が上手かったので、僕はどうしてもその女の子が描いた絵が欲しくなりました。(改めて活字にすると、僕ってとても気持ち悪い！)

何度もお願いをして描いてもらい、中学卒業の1ヶ月前くらいに朝早くに待ち合わせをして、誰も居ない教室で受け取りました。すごく嬉しかったのですが、どんな顔をしたらよいのか分からず、しばらく2人とも黙ってみんなが来るのを待っていた気がします。
あの頃、僕も若かった。

その後、その女の子と付き合うことになり、しかし以前書いたようにすぐ別れてしまったのですが、今でもその絵は額に入って飾ってあります。
これって気持ち悪くないよね？絵に罪は無いもんね？ギリギリOKだよね？

7年経った今でも僕の宝物のひとつなんだから。

今年の春に「何か春をモチーフにして曲を作りたい」と思ったのだけど、どうも思い浮かばない。思い詰まって、部屋の壁を見上げたらこの絵が目に入って、これにしよう！と思い立ち、試行錯誤しながら作った曲が「春の音」です。

曲の中の主人公を当時の僕にしてしまうとあまり美しくなかったので、主人公は田舎から都会に出てきて一人暮らしをしながら頑張って働く青年にしてみました。

4畳半の殺風景な部屋で毎日忙しく、でもなにか故郷が恋しくなったころに田舎に残した彼女から宅配便が届く。中には丸めた絵と手紙が入っていて、手紙を読んでみると、自分を心配する彼女の暖かい言葉に帰りたい気持ちと頑張らなくてはいけないという気持ちがより強くなる。

彼女の描いた絵はサイズの合わない額に入れられ、毎日疲れて帰った少年を暖かく出迎える…。

みたいな曲です！

なんだか分かりづらいけど、単純な曲なのでぜひ聞いてみて下さい。